ジョンソンコントロールズ日立空調、独ボッシュに売却。2026年3月期中

2024/7/23 日立製作所及び同100%子会社の日立グローバルライフソリューションズ株式会社(以下日立GLS)は、2015年10月に米ジョンソンコントロールズインク(以下JCI)と合弁で設立したジョンソンコントロールズ日立空調株式会社(以下JCH)を独ボッシュに売却すると発表した。
売却スキームは以下の通り。
1. 日立GLSが40%保有するJCH株式会社をボッシュに譲渡。JCIが60%保有する株式もボッシュに譲渡され、ボッシュが100%保有する新会社を設立。
2. JCHの業務用空調機器の開発・製造拠点である清水事業所を日立GLSが取得。日本国内の空調事業は日立GLSが開発・製造・販売・保守を一体運営する。
3. 新会社は日立GLSとブランドライセンス契約を締結し、日立ブランドの空調機器を世界各地に提供。家庭用ルームエアコンは新会社が日立ブランドの製品を提供。日立GLSと連携して販売する。

日立製作所Webページより:https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2024/07/0723.pdf

日立GLSの持ち分40%の売却価格は14億ドル(為替155円/USD換算で2,170億円)。競争法等の許認可を取得し、来期(2026年3月期)中に譲渡が行われた場合、事業再編利益として1,250億円を計上する予定。

尚、日立GLSは2020年12月に同100%子会社の日立コンプレッサータイランドを中国美的集団(Midea Group)に売却契約を締結。日立GLSは国内外で販売する冷蔵庫に使う圧縮機(コンプレッサー)のほとんどを同子会社から調達しており、内製から外部調達に切り替えた。2021年7月にはタイ冷蔵庫工場を含む白物家電事業グループ11社(製造会社2社、販売会社9社)を移管統合した合弁会社の持ち分の60%をトルコの家電大手アルチェリクに3億ドル(当時のレートで310億円)で売却している。

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