2021/12/28 中国サテライトの子会社、江蘇嘉宏新材料有限公司は連雲港石化産業基地内に年産80万トンのPO(プロピレンオキサイド/酸化プロピレン)と52万トンのAN(アクリロニトリル)の工場を新設すると発表した。
総投資額は113.8億人民元(約2千億円)で工期は36ヶ月を予定するという。
設置設備は下記通り
・45万トンの過酸化物生産装置 6基(合計270万トン)
・40万トンのPO装置 2基(合計80万トン)
・6万トンのSAR装置 1基
・30万トンのアンモニア装置 1基
・12万トンのグリシン装置 1基
中国メディアが報じている。
ソース:
卫星化学连云港新建80万吨环氧丙烷项目
http://news.puworld.com/html/20220105/394812872.html
中国のPO生産能力は2021年340万トン程度であったとされる。2021年に90万トンのPO工場のスタートアップがあり、この先2年でさらに300万トン程度の能増があるとされる。