万華化学集団(Wanhua Chemical Group)は中国山東省煙台市で85万トンのPPG(Polyether Polyol)の増産をする模様。環境評価レポートを公開したと中国メディアが報じている。
計画では現有するポリオールの梱包倉庫及びその周辺エリアの14,850平米で。12万トンの軟質ポリオール、12万トンの高反発用ポリオール、7.2万トンの特殊ポリオール、5.8万トンのPPG230、24万トンのPOP、24万トンの連続生産DMC触媒ポリオールを含む。
時期については不明。
万華化学は既に100万トン程度(寧波10万トン、煙台90万トン)のPolyether Polyolの生産能力があると見られ、今回の増設を加えると生産能力は200万トンに迫るものとなる。原料のPOについては言及がないものの、最近の発表では2023年6月に新たにキュメン法にて煙台に30万トンのPOプラントを新設する報道があった。
中国のポリオールの生産能力は年間740万トンとされ、世界の凡そ51%の生産能力を有するとされる。
ソース:https://www.sohu.com/a/510078136_121229145