2021/7/1 ENEOS株式会社は2021年7月のベンゼンACP(Benzene Asia Contract Price)を発表した。
これによれば原油上昇と堅調な域内の需要を受け6月後半にかけてベンゼン市況は大きく上昇。この結果、7月ACPは前月比+70ドル/トンの1,040ドル/トンで決着した。
国内価格換算想定値は120.5円/KGで前月111.8円/KGより8.7円の上昇。
ソース:https://www.eneos.co.jp/newsrelease/20210701_03_01_2008355.pdf
1,000ドルの大台乗せは2017年2月の1,010ドル/トン以来4年5カ月ぶり。
足元原油価格は70ドル台を定着しており、アジアでは今後もBZ誘導品の新規Start upが続く為、やや強気な相場感が続くと見られる。