2021/1/22、BASFはドイツ LudwigshafenのTDIプラント(年産30万トン)を3月上旬から5月末までメンテナンスを実施する。複数のメディアが報じている。ソースによればBASFはプラントのメンテナンスや稼働率についてはコメントしないとしている。
BASF ドイツ LudwigshafenのTDIプラントは稼働開始後度々トラブルを抱えており、直近では設備トラブルにより2020年8月31日にForce Majeureを宣言。11月30日にこれを解除した。
ソース:http://www.mrcplast.com/news-news_open-382575.html
グローバルのTDI需要は年間250万トン前後と推察され、同社の30万トンのプラントは世界需要の10%程度を賄う規模である。昨今アジアでのTDI需給の緩和が聞こえるが、特に中国、日本発着のコンテナの深刻インバランスの影響を受け、アジア玉が欧米に届かず、西高東低の地域間価格差が広がっている。