万華化学(Wanhua Chemical Group)は3/31、2019年1-12月期の決算を発表した。 これによれば売上は前期比6.6%減の680.5億元(15.2円/元換算で1兆344億円)、純利益は34.9%減の101.3億元(同1,540億円)となった。セグメント別の売り上げはポリウレタン事業が318.6億元(同4,843億円)、石化事業が201億元(同3,055億円)、新材料・精密化学品事業が70.9億元(同1,078億円)となった。地域別には中国国内向けの売上が371.7億元(同5,650億円)、粗利率は33.7%であり、中国国外向けの売上は301.2億元(同4,578億円)、粗利率は21.5%であった。 生産数量はポリウレタン事業で268.2万トン、石化事業で199万トン、新材料・精密化学品事業で43万トンであった。既存設備の稼働はMDIで210万トン(年産、以下同)の能力に対して85%の稼働率(178.5万トンの生産)、TDIは55万トンの能力に対して76%の稼働率(41.8万トンの生産)であったという。主要指標は下記通り。