万華化学 福建に新工場 MDI40万トン、PVC40万トンを新設、東南電化TDI10万トンを買収

万華化学(Wanhua Chemical Group)は中国福建省に新会社万華化学(福建)有限公司を設立する。新会社は万華化学が80%、福建石油化工が20%を出資。同新会社に2019年8月に万華化学が51%の株式を取得・買収したアニリンメーカー福建康乃尔(Fujian Connel)の64%の株式を無償譲渡する。これにより万華化学は福建省に新たにアニリンからMDIまで一貫生産のプラントを所有することとなる。新会社は副生塩酸を原料としたPVCの製造も予定。同時に福建東南電化の49%の株式を買収。TDI設備(年産10万トン)を25万トンまで能増する。
新工場は2021年後半の立ち上げを目指すとしている。

福建石油化工は福建省国有資産管理監督委員会が49%を出資する国営系の石化メーカー。

福建東南電化は福建石油化工が60.43%を出資する持ち株会社。10万トンのTDI、12万トンの苛性ソーダ、10万トンのPVC生産能力を持つ。2019年1-12月期は約15億元の売上で3.3億元の営業赤字、3.2億元の純損失であった。(人民元=15.5円換算で233億円の売上、51億円の営業赤字、50億円の純損失)

福建省は台湾の対岸、北は浙江省、南は広東省、西は江西省に接する。州都は福州市。副省級市として厦門(アモイ)市を擁する。人口は約4,000万人。ウーロン茶で有名な他、化学品原料ではロジン(松脂)の産地である。

万華化学 対外投資公告

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