東ソー 新中経で2021年度売上8,900億円、営業利益1,100億円を目指す。クロアリ成長投資、MDIでボトルも。300億円規模のM&Aも視野

5/17 東ソーは2019年度から2021年度を対象とする新中期経営計画を策定、発表した。これによれば2021年度の目標として売上高を2018年度比約300億円増の8,900億円、営業利益を同40億円増の1,100億円、営業利益率を10%以上、ROE( 自己資本利益率 )を10%以上とするという。
2018年度は年度前半のMDI、クロールアルカリチェーンの好調とナフサ価格の上振れも後押しし、前中期計画の営業利益目標の850億円を大幅に上回る1,057億円を稼いだ。

2019-2021年度 中期経営計画の概要 より

新中経では特にコモディティで競争力、収益力を強化しつつ、CRやハイシリカゼオライト、バイオ等の成長分野の差別化と能力増強による規模のメリットをにより収益の安定化を図りたい模様だ。また、投資、M&Aを素早く実施するための財務基盤の強化も目標に掲げている。19年3月末には自己資本比率61.6%を確保、有利子負債を1,000億円程度まで圧縮したい考えだ。

クロルアルカリ分野では海外新拠点の設立可能性に言及し、MDIではデボトルによるMonomeric MDIの増強を明言。2019-21年の間に通常の設備投資1,400億円に加え、300億円程度のM&A費用及び+アルファとしてクロルアルカリ分野への成長投資を臭わせている。

ソース: https://www.tosoh.co.jp/ir/library/plan/index.html

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