2018年1-12月の国内冷蔵庫生産台数は前年比4.4%減の1,740,479台となった。
販売も前年比4.4%減の2,764,446台となった。輸入に関しては同様に▲4%程度の100万台程度となった模様。
国内の生産台数は2013年の207万台から2018年の174万台に19%減少した。国内メーカーは大型・高級機種のみの生産にシフトしていると見られる。シャープは2019年9月に八尾工場(大阪府八尾市、年産20-25万台程度と推測)での冷蔵庫生産を中止し、タイ工場等へ移管することを既に決定しており、2020年には国内生産台数は150万台を切ると考えられる。。
国内販売台数は2013年の399万台から2018年の276万台に44%減少した。人口減、景気の減速の他製品の省エネ化、長寿命化が進み買い替えサイクルが長くなっていることも原因と考えられる。
国内冷蔵庫統計 単位=万台
国内冷蔵庫 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 |
販売 | 399 | 376 | 308 | 305 | 289 | 276 |
生産 | 207 | 198 | 179 | 186 | 182 | 174 |
輸入 | 195 | 178 | 132 | 121 | 116 | 100前後 |
ソース:経産省生産動態統計