12/10韓国SKCは中国系石化メーカー (齊翔騰達・QXTD)とプロピレンオキサイドを生産する合弁会社設立を推進するMOUを締結したと報道された。
計画地は山東省 淄博市(しはく市)で、原料となるプロピレンをQXTD社が、過酸化水素をEVONIKが供給し、合弁会社がPOを生産する形となる。
中国では塩素法によるPOメーカーが数多くあるが、近年の環境規制の影響で稼働が限られていたり止められているケースが多く、域内に50万トンあるとされるPO需要を取り込みたい考え。
山東省では2016年に万華化学がPO/MTBE法で24万トンのPOの生産を始めたが、多くが内需用で外販は多くないとされている。
ソース:http://www.jeonpa.co.kr/news/articleView.html?idxno=63576