多摩市唐木田 建設中のビルで火事 ウレタンに引火か

26日午後2時ごろ東京都多摩市唐木田の建設中のビルから出火。鉄骨の切断中に火花がウレタンに引火したらしいと報道されている。この火事により作業員ら5人が死亡、40人がけがをした。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、今後同様の悲惨な事故が起きないことを心より願います。

ウレタンフォーム工業会編の硬質ポリウレタンフォームの火災及び防災に関するQ&A集によれば通常現場施工後のウレタンに石膏ボードや鉄板等との複合材として使用されるが、施工時や解体時等に露出したウレタンに火花等が落ち、発火する事例が多いという。ウレタンフォームの近くで止むを得ず火気を使用する場合は不燃シート等で火花が飛ばないようにする等の処置が肝要であるとしている。

また、硬質ウレタンフォームは木材等に比べ決して燃えやすい素材ではないものの、発泡体の性質上表面積が大きく、一度着火すると一気に燃え広がる危険性がある為、着火防止と万一に備えての消火体制が極めて重要であるとしている。

参考資料:ウレタンフォーム工業会編硬質ポリウレタンフォームの火災及び防災に関するQ&A集より引用
着火性:ポリウレタンフォームが他のプラスチックに比べ特別着火しやすいものではない。
ウレタンの引火性

燃焼性試験:燃焼速度も他の材料に比べるとやや遅いとされる。

燃焼速度試験燃焼速度試験2

発煙係数:燃焼時の発煙量、発煙係数もスチレンフォームに比べると低い値となっている。

発煙量と発煙係数

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