三洋化成工業 18年3月期は増収減益 原料価格上昇響く

5/8 三洋化成工業は2018年3月期の決算を発表した。
これによれば売上高は前年同期比+7.7億円の1,617億円、営業利益は同▲12.1%の120億円、純利益は同▲9%の92.7億円となった。販売価格と販売数量は増加したが原料価格上昇を製品価格に転嫁しきれなかった他、工場閉鎖に関する損失を7.6億円計上した。

石油・輸送機産業関連分野では利幅の大きいエンジン潤滑油が好調であった。自動車内装材用スラッシュパウダーは横ばい。
生活・健康産業関連分野ではヘアケア用界面活性剤が好調であったが液体洗剤用界面活性剤の需要が減少。SAPは海外での販売増えるが原料価格の上昇を受け、大幅減益。
プラスチック・繊維関連分野では永久帯電防止剤国内外で好調の他、特殊グラビアインキ用樹脂も伸長。繊維分野では炭素繊維用薬剤が好調となった。

抗がん剤のバイオベンチャーへの出資や樹脂改質剤、特殊消泡剤など中長期的な拡大が期待される案件も多い。

 

ソース:https://www.sanyo-chemical.co.jp/ir_info/pdf/tansin18_4_4.pdf

 

 

 

 

 

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