4/26 積水化学工業は2018年3月期の決算を発表した。
これによれば売上高は1兆1,074億円(前年同期比+3.9%、+417億円増)営業利益は992億円(同+2.9%、+28億円)、純利益は635億円(同+4.3%、+26億円)となった。
セグメント別の業績では高機能プラスチックカンパニーに於いては2017年9月にポリマテックジャパン(現積水ポリマテック)を連結対象としたことで、自動車分野・エレクトロニクス分野で売り上げ伸長に貢献。また塩ビが好調であった他、2018年1月には東洋ゴム工業から買収したソフランウィズ(現積水ソフランウィズ)を連結対象とし、売上伸長に貢献した。環境・ライフラインカンパニーに於いては売上は微減ながら値上げや原価低減が奏功し、過去最高益を更新。配管、インフラ分野が好調であった他、鉄道枕木・インフラ用途でのウレタン製合成枕木が拡大した。
住宅カンパニーでは部材価格の上昇を受けるも、新築戸建て販売が好調であり、増収増益。
2019年3月期の見通しとしては売上高1兆1,680億円(前期比+5.5%)、営業利益1,020億円(同+2.8%)、純利益670億円(同+5.6%)を目指すとしている。また、株式配当を17円比+2円の42円/株、9期連続の増配を予定している。
ソース:http://www.sekisui.co.jp/ir/document/summary/__icsFiles/afieldfile/2018/04/26/20180426kc.pdf