日本触媒は2/16出荷分よりEO(酸化エチレン・ethylene oxide)及びEO誘導品(エチレングリコール、エタノールアミン、ソフタノールなど)の値上げを実施する。原料価格上昇によるコスト増を理由としており、今後ナフサ価格の動向次第では追加の値上げもあり得るとしている。また、今後物量コストの上昇分に関しても値上げを実施するとしている。
エチレンオキサイドは沸点10℃、引火点-20℃、常温常圧下での爆発範囲は3-100%で劇物に指定される毒性の極めて強い爆発性のガス(常温下)である。物流に於いてはタンクローリー等が用いられるが、ドライバーや物流業者は限られており、容易に業者変更等は出来ないものと見られる。
ピンバック: 三井化学 EO及び誘導品を値上げ3/1より – PU Japan