中国Pure MDI価格高騰。Polymeric MDI市況は軟化傾向

中国Pure MDI(Monomeric MDI)価格が急上昇している。足元のSPOT価格は34,000-35,000元/トン前後と昨年10月来の高値圏で取引されている模様。
Polymeric MDIは旧正月前のLow Seasonということもあり、緩やかな軟調。SPOT価格は23,500-25,000元/トン程度と聞かれる。

BASF重慶(400KT/年)の停止と万華化学寧波工場(1,200KT)が定修に入っており、供給が限定された為とされている。
Pure MDIは凝固点が38℃程度であり、通常40℃以上の液体または-20℃以下の個体で保管される。液体品の品質は極めて不安定であり、一般的に品質保持期限は7-10日程度されている。一方で冷凍品は品質が安定的ではあるが、保管コストが高い他、保管場所の問題もある。この為、定修時には分留前の粗MDIの在庫を作り貯めし、定修中も分留装置を稼働してPure MDIの製造を続けることで供給停止を避けることが多い。

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中国のPure MDI需要は2017年には前年比+6%の68万トン程度であったとされる。
主な用途である人工皮革や靴底用途については既にピークアウトしたとの見方もあるが、TPUや繊維関係は底堅い需要の伸びを見せている。また床材やゴムチップバインダー等、自動車内装材の分野でも毒性の高いTDIからの置き換えも進んでおり、トータルとしてGDP成長率に近いパーセンテージで市場が拡大している。中国の2017年のGDP成長率は6.9%であったとされている。



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