11/2更新:ウレタン・化学各社半期決算速報

18年3月期中間決算20171102

トクヤマ:苛性ソーダ・塩ビ事業好調も、マレーシア多結晶シリコン事業売却損75.6億円の負担重く、大幅減益。
https://www.tokuyama.co.jp/ir/report/brief_note/pdf/2018mar_2ndQ_tanshin.pdf

信越化学:最高益更新、半導体ウェハーで値上げが浸透。北米投資を継続。2018年には14億ドルを投じた日系初の北米でのエチレンプラントが完成。2021年には塩ビ新工場を新設予定。
https://www.shinetsu.co.jp/jp/ir/pdf/2017/1027con.pdf

三洋化成:自動車内装材用スラッシュパウダー、シート用Polyol好調もアクリル酸系原料高により高吸水性樹脂の利益が大幅減。増収減益。テスラ向けスラッシュパウダーの拡大や樹脂製Liイオンバッテリー電極材の商業化に期待。
https://www.sanyo-chemical.co.jp/ir_info/pdf/tansin18_2_4.pdf

第一工業製薬:全体的に好調。土木用途ウレタン大幅伸長。水系ウレタンも繊維向け好調。
https://www.dks-web.co.jp/updata/n_pdf/368.pdf

東ソー:石化製品は非定修年により生産増。クロールアルカリセグメントは塩ビ市況の上昇とMDI市況の高騰により営業利益は86%増。エチレンアミン、水処理事業はやや苦戦。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1524341

旭硝子:自動車用ガラス、ディスプレイ用ガラス共に好調。クロールアルカリ・ウレタン事業ではインドネシアの需要拡大や買収したビニタイの連結化により増収。1-9月累計売上高は前年比+39%の3,124億円、営業利益は前年比+84%の427億円。2018年初頭にはVCM生産設備を増強し、年産能力を現行の80万トンから90万トンに引き上げる。同日150億円を上限とする自社株買いも発表。
http://www.agc.com/news/pdf/20171031_1.pdf

保土谷化学:有機EL材料好調。ウレタンは原料販売は好調も防水、止水分野の競争激化で苦戦。
http://www.hodogaya.co.jp/wp-content/uploads/2017/10/2017_2q_t.pdf



三井化学:基盤素材セグメントでは石化製品の市況上昇により大幅増益。ウレタン事業については基盤素材セグメント半期で2,922億円の売上の5%に貢献との説明。半期で150億円程度の売上との解釈となるが、直近のTDI市況から鑑みると、TDI4万トン分にも満たない値(3,500ドル×112円×4万トン=156.8億円)であり、過少評価か。TDI市況高騰による業績改善への具体的な言及は無い。全社的には通期営業利益を1,000億円から1,030億円に、通期連結純利益を従来予想の680億円から730億円に上方修正したが、市場予測の1,065億円に届かず、決算発表後に株価は前日比4.2%安の3,335円まで下落した。
http://www.mitsuichem.com/jp/ir/pdf/kessan_171101.pdf?1509530569469

三菱瓦斯化学:メタノール、NPG、MMA等市況改善。サウジ等でのメタノール生産合弁事業が持ち分益貢献。芳香族系アミンやアルデヒドも好調。ポリカ、ポリアセタール等のエンジニアリングプラスチックも好調。
http://www.mgc.co.jp/php/files/18-2_171101.pdf

宇部興産:ナイロン、カプロ、合成ゴム等堅調で化学セグメントが増収大幅増益。建材、エネルギー・環境セグメントでは原料高の影響を受け増収ながら減益。
http://www.ube-ind.co.jp/ube/jp/news/2017/pdf/20171101_03.pdf

住友化学:石化セグメントでは合樹、合繊原料等市況上昇により営業利益は67億円から250億円に大幅増益。医薬品セグメントも好調で営業利益は前年比倍増の483億円。海外持分法投資利益も増加。PCS、ラービグが収益貢献。四半期純利益は前年比の3.6倍。通期純利益は従来予想の1,000億円から1,200億円に上方修正。
https://www.sumitomo-chem.co.jp/newsreleases/docs/20171101_1.pdf

ADEKA:化学品全体では半導体、電子関連好調で増収増益。基礎化学品では原燃料高の影響受け増収減益。食品事業では海外向け健闘するも原料高を転嫁できず減益。全社では昨年比微増。
https://www.adeka.co.jp/ir/library/pdf/2132b7e0fdfff5b9886151ea1906d4be6ab663cb.pdf

三菱ケミカルHD:ケミカルズセグメントでは好調なMMA市況と石化市況の上昇により大幅増収増益。売上高は前年比1,297億円増の5,716億円、コア営業利益は同553億円増の719億円となった。11月にはSABICとの合弁のザ・サウジ・メタクリレーツ(MMA25万トン/年、アクリル樹脂4万トン/年)が営業運転開始を予定。安価な天然ガス由来の原料の供給を受け、MMAの製造コストは従来設備の半分といわれる。下期業績に貢献の見込み。医薬品分野では研究開発費並びに米国での事業展開費用が嵩み増収減益。
http://www.mitsubishichem-hd.co.jp/ir/pdf/00604/00685.pdf

※特に注記が無い限り、連結決算。当期利益は親会社株主に帰属する利益とする。







コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中