MDI 中国国内市況続落 Polymeric MDIは29,000元/トン前後

中国国内のMDI市況が漸く落ち着きを見せてきた。中国国内での最大の需要である冷蔵庫分野が不需要期に入り、需要が一服した模様。また、10月24日に共産党大会が閉幕後環境規制が一服し、塩酸の需要家の稼働が上がったとの噂も流れている。これにより塩酸の処理ネックで稼働が上げられなかったメーカーの稼働も上がったとの未確認情報も入っている。一方でこれらが本当であれば塩素法を主とする中国のPOメーカーの稼働や電解メーカーの稼働も上がるはずであり、結果PO価格、苛性ソーダ市況は下がるはずではあるが、現時点で大きな動きは聞かれない。
最大のMDIメーカーである万華化学の11月公示価格はPolymeric MDI、Pure MDI共に29,800元(17円/元換算で507円/KG。工場渡し価格、17%VAT込み)であり、公示価格は前月比5,200元/トン下落している。

ソース:万華化学11月公示価格
http://www.sse.com.cn/assortment/stock/list/info/announcement/index.shtml?productId=600309









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