※特に注記が無い限り、連結決算、当期利益は親会社株主に帰属する利益とする。
信越化学:最高益更新、半導体ウェハーで値上げが浸透。北米投資を継続。2018年には14億ドルを投じた日系初の北米でのエチレンプラントが完成。2021年には塩ビ新工場を新設予定。
三洋化成:自動車内装材用スラッシュパウダー、シート用Polyol好調もアクリル酸系原料高により高吸水性樹脂の利益が大幅減。増収減益。テスラ向けスラッシュパウダーの拡大や樹脂製Liイオンバッテリー電極材の商業化に期待。
第一工業製薬:全体的に好調。土木用途ウレタン大幅伸長。水系ウレタンも繊維向け好調。
東ソー:石化製品は非定修年により生産増。クロールアルカリセグメントは塩ビ市況の上昇とMDI市況の高騰により営業利益は86%増。エチレンアミン、水処理事業はやや苦戦。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1524341
旭硝子:自動車用ガラス、ディスプレイ用ガラス共に好調。クロールアルカリ・ウレタン事業ではインドネシアの需要拡大や買収したビニタイの連結化により増収。1-9月累計売上高は前年比+39%の3,124億円、営業利益は前年比+84%の427億円。2018年初頭にはVCM生産設備を増強し、年産能力を現行の80万トンから90万トンに引き上げる。同日150億円を上限とする自社株買いも発表。
保土谷化学:有機EL材料好調。ウレタンは原料販売は好調も防水、止水分野の競争激化で苦戦。