住友化学はPO(プロピレンオキサイド)製造の独自開発技術であるキュメン法をタイPTTグローバルケミカル(PTTGC)にライセンス供与すると発表した。
キュメン法はキュメン及びエポキシ触媒を用いた単産法であり、住友化学(日本)、ペトロラービグ(サウジ)で商業ベースで稼働をしている他、韓国 S-OIL 社とライセンス契約を締結し、2018 年前半の稼働開始を控えているという。
PTTGCは子会社を通じ、2020年前半に20万トンのPOプラントを稼働する計画。
PTTGCは2012年11月に仏Perstorp Holding France SAS(現Vencorex Holding、TDI、HDI、IPDI等の製造)の51%の株式を取得しており、ウレタン事業への展開を加速している。
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