東レ・デュポンはパラ系アラミド繊維「ケブラー」、ポリイミド(PI)フィルム「カプトン」の両事業で親会社との連携強化に取り組む。東レが持つ繊維やフィルムの加工技術を取り込み、技術開発を加速させる考え。他方でデュポンとの連携によってグローバル市場でブランド戦略を強化していく。ケブラーでは4月、東レの工場内にテクニカル拠点を開設し、協業しやすい体制を構築した。新社長に東レの技術出身である中瀬道行氏を迎え、開発力に磨きをかけてブランド力を高める。
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