東ソーは1日、2017年4-6月期の決算を発表した。売上高は前期比+243億円となる1,904億円、営業利益は同38億円増の214億円、四半期純利益は同79億円増の165億円となった。
営業利益214億円の増益のうち、クロールアルカリ事業の占める割合は83億円であった。
国産ナフサベースは前期の31,600円/KLから39,000円/KLとなり、ベンゼン価格も前期629ドル/トンから768ドル/トン原料価格の上昇につながったが、MDI市況は堅調に推移した。MDIの輸出価格はPolymeric MDIは前期1,162ドル/トンから2,131ドル/トン、Monomeric MDIは前期1,659ドル/トンから2,743ドルとなった。