塩化ビニル樹脂(PVC)のアジア向け輸出価格が上昇した。インドがモンスーンシーズンに入っているものの、中国では環境規制の影響で7月に入ってから需給タイト化によって国内価格が高騰した。こうしたなか、台湾大手が8月積みのオファーを各仕向け地とも1トン当たり前月比20ドル引き上げ、満額で決着。国内大手は20―30ドル高で成約した。9月以降はモンスーンシーズン明けによってインドのパイプ需要が高まり、価格の上げ要因となる。
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