インド政府は日中韓製TDIにアンチダンピング課税を行うと発表した。
日本産は140ドル/トン、中国産は260ドル/トン、韓国産はHanhua 製が170ドル/トン、BASF製が310ドル/トン、その他のメーカー製が400ドル/トンの課税となる。
5/6迄が公告期間となり、この間に異議を唱えることが出来るとしている。
インドにはGNFC(Gujarat Narmada Valley Fertilizers & Chemicals)が65KTのTDIプラントを持つが、インドのTDI市場は80-85KTとみられ、輸入ポジションにある事は変わりない。
近隣地域に目を配ると年内にもDOWがSADARAで25万トンクラスのTDIプラントの立ち上げをすると見られ、日中韓勢は益々苦戦を強いられそうだ。