東洋ゴムは2/16 2016年12月決算で免振ゴム関連の特損を計上と発表。累計の特損は1134億円に上る。
また、今年6月にも本社を伊丹に移転する。元々は2015年7月に移転をする計画であったが、移転先のビルに性能偽装の免震ゴムが21基使われていたことが判明し、違反建築物となるため移転を延期していた。当局は震度7クラスの地震でも倒壊の危険はないとし、移転を認めた形。移転後数年内に免振ゴムの交換を行う予定。
ブリヂストンは2/17の決算会見で「これだけ不正が続いていることから、ガバナンスは弱いと言わざるを得ない。個別の事業に口はださないが、株主としては緊張感をもって事業に取り組んで頂きたいと考えている」と東洋ゴムの体制を批判している。