MCNS(三井化学) ウレタン原料値上げを打ち出し 2017年2月1日出荷分より

MCNS(三井化学SKCポリウレタン/グローバル本社韓国ソウル)は2017年1月26日(水)ポリウレタン原料の値上げを打ち出した。

対象と上げ幅は下記通り。

対象商品:
PPG、POP +20円/KG
TDI +50円/KG
MDI +50円/KG
改定時期: 2017年2月1日出荷分より

原油価格の上昇に伴うナフサの価格の上昇を受けたPO調達価格の上昇及びTDI、MDIの海外市況上昇。またMDIについては主原料であるベンゼンの高騰を受けてとのことである。
http://mcnskc.com/jp/cs/release_view.jsp?brdID=377

日本国内での主体である三井化学は、ポリウレタン事業の採算悪化を受け2015年7月に韓国SKC(本社韓国ソウル)と共同出資(50%:50%)でMCNS(三井化学SKCポリウレタン)を設立。
MDI、TDIのプラントの老朽化と採算悪化を受け、2016年4月に大牟田工場の年産6万トンのMDIプラントを停止。同5月に鹿島工場の11.7万トンのTDI工場を停止した。
MDIについては韓国KumhoとのJVであるKumho Mitsui Chemicalからの調達に切り替えたと見られるが、2016年夏頃からのMDI国際価格の上昇に伴い、調達価格が上昇。採算が大幅に悪化していたものとみられる。
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